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板門店ツアー参加記(その6)
2006 / 05 / 24 ( Wed ) 02:48:46
板門店ツアー参加記の最終回です。

第3警備所の見学終了後、いよいよバスは板門店地域最後の見学地、帰らざる橋へと向かいます。

「帰らざる橋」の手前には「ポプラの木事件」がここで起きたことを示すモニュメントがありました。

以前、この場所には大きなポプラの木がありました。
毎年夏になると、ポプラの葉が茂り、第3警備所からの視界をさえぎってしまっていました。
なので、夏になると枝を伐採して視界を確保していたんだそうです。
ところが1976年の夏に、伐採作業をしていた韓国軍と国連軍の関係者を、突然北朝鮮の兵士が襲撃しました。
それが「ポプラの木事件」です。
ポプラの木あと

説明版

以前は本物のポプラの切り株があったんだそうですが、長年の風雨で朽ちてしまったため、現在はありません。
ちなみに、説明板の台座の円が、ポプラの木の幹の太さをあらわしています。
いかに大きな木だったかがよくわかります…。

そして、「帰らざる橋」
休戦協定締結後、捕虜達がこの橋を渡ってそれぞれの国へと帰って行ったそうです。
その際、一度この橋を渡ると、もう二度ともといたところに帰ることができなくなってしまうので「帰らざる橋」という名前がついたんだそうです。
橋の真ん中が国境線です。
半分より向こうはもちろん北朝鮮です…。
ここは非常に危険な場所なので、見学はバスの車内からでした…。
帰らざる橋

この建物が第4警備所です。
映画『JSA』では、イ・ビョンホンとキム・テウがここに詰めて監視している、という設定になっていましたが、実際は無人でカメラによる監視を行っているんだそうです。
警備所


以上で、板門店の見学は終了です。
ツアー参加者達はこのあと一旦、キャンプボニパスへと戻ります。

最初に板門店の歴史を説明された部屋のとなりにはおみやげ店があります。
「ここでしか買えない」というのが売りの記念品が売られていました。
なぜか置いてある、北朝鮮の酒が人気です。
ここでツアー参加証のバッチを返却し、バスを乗り換え、一路ソウルへ。
またしばらく写真撮影禁止のエリアを通過します。

帰りのバスの中で、最初に書かされた誓約書が返却されます。
落ち着いてじっくり読むと、結構コワいです…。


ソウルに無事帰着し、ロッテホテルで解散でした。
外に出て、空を見上げたらすっかり秋の気配が…。
改めて平和の尊さを感じた一日でした。
青空

夏の終わりの、思い出です。
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板門店ツアー参加記(その5)
2006 / 05 / 19 ( Fri ) 03:11:38
板門店ツアーはまだ続きます。
本会議場を見学したあと、一行が次に向かうのは「第3警備所」です。
第3警備所

ここからは北朝鮮を一望することができます。
この日は残念ながら曇っていましたが、もっと晴れていれば北朝鮮の大地をはっきりと見ることができます。
北朝鮮を望む

ここは旧板門店。
休戦協定が結ばれた当時は、ここが板門店でした。
現在は北朝鮮領内です。
旧板門店

帰らざる橋と、南北両方の監視小屋。
ちなみに、映画『JSA』の主要な舞台はここです。
もちろん実際に撮影に使われたのはセットです。
帰らざる橋遠景

北朝鮮の宣伝村「気静村(기정동:キジョンドン)」の入口にたっている、160メートルの高さがある、世界最大の国旗掲揚台。
この村は宣伝村とは名ばかりで、実際にはだれも住んでいないそうです。
世界最大の国旗掲揚台

このさび付いた看板が国境を示しているのです…。
国境

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板門店ツアー参加記(その4)
2006 / 05 / 09 ( Tue ) 02:46:34
お久しぶりです(苦笑)
しばらく更新をサボっていましたが、板門店紀行の続きです。

「自由の家」から建物群をしばらく見学した後、いよいよ本会議場へと行きます。
本会議場は、その名の通り南北間の会談が開かれるところです。
実際、ニュースで出てきているのを見たことがあります。
ちょうど建物の真ん中を国境線が通っています。

建物には2ヶ所にドアがあり、片方は韓国側の入口、もう片方は北朝鮮側の入口です。
この兵士の後ろに見えているドアは、その北朝鮮側ドアです。
このドアを開けて出て行ってしまったらとんでもないことになってしまうので、この兵士の後ろを通ることは固く禁止されていました。
さらに、万が一北朝鮮側が乱入してきてしまうと大変なので、見学者があるときは、このドアは内側から鍵をかけてあるんだそうです。

余談ですが…。
映画『JSA』では、ソン・ガンホがひとしきり暴れたあと、このドアから退出するシーンがありました。
もちろん、映画はセットで撮影されています(笑)
ドアの向こうは


本会議場の窓から見た国境線。
中央にある、一段高くなっているところをはさんで、右が韓国、左が北朝鮮です。
あまりにもあっけないものではありますが、このコンクリートブロックには悲しい分断の歴史が秘められています。

映画『JSA』でも、この国境線は重要なアイテムとして登場しました。
国境線

本会議場を警備する韓国兵。
何人もの兵士が厳重に警戒をしています…。
警備兵


板門店ツアーに参加するにはかなり制約がある、と以前書きました。
その理由はここまで来ると、深く納得です。
決して越えることのできない国境線がすぐ目の前にあるからです。

ツアー参加中はアルコール類禁止=酔っ払ってふらふらと、国境を越えてしまう可能性が高いから。さらに、酔っ払いは兵士の制止を聞かずに突っ走ってしまう可能性もあり…。

10歳未満の子供の参加禁止=子供は何をするかわからないから。特に小さな子は言う事を聞かずにあっという間に走っていってしまう可能性大。たとえ子供であっても国境線を越えてしまうと大事件に発展してしまいます。

サンダル履き禁止=万が一、銃撃戦などが起きた場合、走って逃げることが困難だから。

そのほかの服装の規定(迷彩服、露出の多い服、ジーパンなどが禁止されています)も、すぐ目と鼻の先、それこそ息遣いまで感じられてしまうほど近くで北朝鮮の兵士に見張られている…と思うと納得してしまいます。
みんな見られてチェックされているのです…。

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板門店ツアー参加記(その3)
2006 / 04 / 19 ( Wed ) 03:27:06
板門店ツアーの続きです。

今日も「自由の家(자유위집)」からの風景です。

ちなみにこの建物が自由の家です。
家というよりも、「あずまや」といった感じの建物です。
余談ですが、映画『JSA』では、イ・ヨンエがここにたたずむシーンが出てきました。
自由の家

自由の家の向かい方には北の監視小屋があります。
監視小屋の手前に打ち込まれてある白い杭が国境をあらわしているんだそうです。
監視小屋遠景
 
これが国境…。
国境線

北の監視小屋。
監視小屋

よくよく見ると、窓が開いていて、その向こうに人の気配が…。
こちらからは相手側がよく見えないというところに、不気味さを感じました。
私達ツアー参加者をじーっと監視していることだと思います。
監視小屋の窓

板門店全景。
右奥にある3階建ての建物が北朝鮮の板門閣。
手前にある、細長い平屋の建物群のうち、右端の灰色の建物は北朝鮮側の所有なんだそうです。
青い建物は韓国側の所有。
そして、手前から2軒目の、少し屋根の傾斜が緩やかな建物が本会議場です。
自由の家見学が終わると、次はいよいよ本会議場へ。
最前線へと行くことになります。
板門店遠景

本会議場アップ。
これから来る見学者のため、ドアが開けられています。
韓国軍兵士が、建物のかげに身体を半分隠して立っています。
この体勢が攻撃・防御共に一番最適なんだそうです。
本会議場

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板門店ツアー参加記(その2)
2006 / 04 / 15 ( Sat ) 23:02:33
板門店ツアーの続きです。

臨津閣を出ると、いよいよ最前線地区です。
進むにつれ、だんだん周りの警備が厳しくなってきます。
臨津閣を出た後は、バスの外の景色を撮影することは一切禁止されました。

道の両側に鉄条網が幾重にもめぐらされ、さらに数十メートルおきに警備兵がいます。
ツアー参加者たちの間にも緊張が走ります…。

そしてバスはいよいよ民間人統制区域の中へ。
そこには検問所が置かれ、中に入る人は身分証明書の提示を求められるのです。
もちろん板門店ツアーの参加者も例外ではありません。
いったんバスは停車し、韓国軍の兵士がバスへ乗ってきて一人づつパスポートを確認するのです。

検問所を通過し、それからまたしばらく行くと、目的地の板門店地区へ到着です。
検問所から板門店地区の間は、人の出入りが厳しく制限されています。
朝鮮戦争の休戦から何十年もの間、手付かずだったため、皮肉なことに野生動物の楽園になっているのです。
私達が行った時は、バスの前に大きないのししが現れました…。

板門店地区に入ると、地区内専用のバスに乗り換えなくてはなりません。
ツアー参加者は乗ってきたバスからいったん降りて、国連側が準備したバスに乗り換えるのです。
何台もの観光バス(ソウル市内から板門店ツアー参加者を運んできた)が止まっていました。
バス


ここがバス停です。
ツアー参加者は、国連のバスが到着するまで、しばらくここで待たされるのです。
JSAバス停


ここがJSA地域であることを示す看板(ただしこれは記念撮影用と思われます)
JSA看板


バスに乗り換え、ツアー参加者一行はまず「キャンプボニパス」という建物へ案内されまう。
もちろん、そこまでの道中は撮影厳禁。
なのでしばらく写真はありません。

キャンプボニパスでは、板門店の歴史について簡単な説明を受けます。
これから行くところがどんな所なのか、どんな意味を持っているところなのか思い知らされます…。
そして「何が起こっても国連および韓国に対して責任を追及しません」という誓約書にサインさせられます。
この誓約書へのサインを拒否すると、ここから先の地区に入ることはできません。
誓約書を提出すると、国連マーク入りのゲストバッジをわたされます。これは「この人は国連の招待客である」ということをあらわすもので、そのバッジをつけている人は攻撃してはいけない、ということになっているそうです…。
なので、必ず左胸に目立つようにつけるよう指示されました。

そして一行は共同警備区域・JSAへ…。
このとき、荷物はすべてバスの中においていかなければなりません。
ただし、カメラ(カバーをはずした状態のもののみ)の持込は可です。

まずは「自由の家」へ。
自由の家からは板門店の全域が見渡すことができます。
以前はここからの写真撮影は厳禁でしたが、ここでもいつの間にか規制が緩和されたみたいでした。
ちなみに、水色の建物は韓国側、灰色の建物は北朝鮮側の所有なんだそうです。
板門店全景

奥に見えている3階建ての建物は、北朝鮮の「板門閣」です。
なお、写真撮影は可ですが、北朝鮮側を挑発するような行為(指差したり、手を振ったり、大声で叫んだり…など)は絶対にしないようにときつく言い渡されました。
板門閣

望遠レンズで板門閣を見てみたら…。
北の兵士がこちらを監視していました。
厳しい視線を感じ、緊張は最高潮に…。
北の兵士


板門店ツアーは、まだまだ続きます。
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