韓国留学記 第2週 その1
2007 / 10 / 28 ( Sun )
16:15:59
何か、相当な間が空いてしまいましたが、やっと留学の思い出話、第2週編のスタートです(笑)
************** のほほんと過ごした3連休はあっとゆー間に過ぎ、ふたたび授業が始まりました。 連休最終日の夕方~夜にかけて、何とか宿題は片付けました。 勉強をしに韓国までいってるのだから仕方ないとはいえ、毎日の宿題の多さには涙してたりして(笑) 2級から1級へとクラスを変更したルームメートのももさんは、余裕しゃくしゃく…。 宿題もほとんどなく、ゆったりと過ごしています。 ぢょーだん抜きで、クラス変更しようか、なんてこの頃は考えていました(でも結局最後まで2級で粘った) 朝起きて、ご飯食べて、身支度を整えて、語学堂へ。 一応寮から語学堂まではシャトルバスが出ているのですが、運転あじょっしの気分しだいで出発時間が変わってしまいます。 なので、少し余裕をもって…なんて、普段のきまぐれかもめの行動からは考え付かないような、規則正しい生活をしていました(笑) 朝早いから、朝顔がきれい~♪ いつも朝顔って、しぼみかけてるのしか見たことありません(爆) きまぐれかもめが巣食っていたのは2号棟です。 **************** 教室に行くと、2級かもめ組に新メンバーが加わっていました。 京都の女子大生いちごさんと、なぞの香港人男性チューヤンさんの2人です。 いちごさんは、もともとはルームメートのももさんがいる1級はと組の所属だったそうです。 でも、より高度な韓国語を勉強したい、ということで2級へのレベルアップを希望したんだとか。 で、一番人数が少なかった、きまかものいた2級かもめ組へ配属されてきたのです。 チューヤンさんは、最初は2級だったのですが、難しいから1級に移り、でもやっぱり簡単すぎるから2級に戻る、という複雑な?経緯でかもめ組へやってきました。 本当はお隣のすずめ組のメンバーだったのですが、そこはもう定員オーバーになっていて戻ることができず、2級で一番人数が少なかったかもめ組へと。 ちなみに、チューヤンさんはこの当時、日本の某大学へ留学中でした。 なので日本語はペラペラ。 だから、チューヤンさんと話をするときは、つい日本語を使ってしまいました。 ************** 思いっきり久しぶりなので、あらためて登場人物を紹介します。 2級かもめ組のメンバー。 担任:ユジン先生 読解の授業の担任:ヨンス先生 大阪のオンマ、まつさん。 熊本のオンマ、かずさん。 東京のオンニコンビ、まるちゃんさんとキンキーさん。 福岡の女子大生、ソジュさん。 東京の女子大生、やっこりんさん。 新メンバーのいちごさんとチューヤンさん。 そして、謎のきまぐれかもめ(笑) ちなみに、チューヤンさんは紅一点ならぬ黒一点でした(爆) ルームメートは神戸のももさん。 なぜかみょーにウマが合い、東西漫才コンビになってしまいました。 きまぐれかもめがボケをかましても、更にボケを返してくれました…。 やっぱり関東人が関西人相手にボケをかますのは難しいです。 |
韓国留学記 番外編 恐怖の通学路(笑)
2007 / 01 / 24 ( Wed )
02:22:37
延世の寮から徒歩で語学堂方面に向かう通学路を紹介したいと思います(笑)
授業のある日は朝8時ごろから何本か、語学堂まで直行のシャトルバスが運行されています。 それに乗れば、ちゃんと授業開始時間までに語学堂に行くことができるようになっているのです。 しかし…。 授業が終わって寮まで帰る時や、授業が休みの日はシャトルバスはありません。 新村や明洞まで出るバスを発見してからは、比較的楽に町まで出ることができましたが、それまではこの道を延々と歩いて外に出かけていたのでした…。 寮を出ると右が下り坂、左が上り坂になっています。 坂を下ったとこにある、少し広くなったスペースがシャトルバスの乗り場でした。 坂を下った先の道は、車道になっています。 なので、少々回り道…。 徒歩で行く場合は坂を上っていきます。 夏に留学した時に写した写真がなかったので、その後、冬に訪れた時に写したものを使っています。 寮の裏手には山があります(笑) ちなみに、一番奥に写っている、3棟並んでいる茶色い建物が延世の寮です。 で、ここがその裏山への入口だったりします…。 入ってすぐのところには、湧き水を汲めるようになっているところがあります。 これって名水なんでしょうか…? 時々、ここまで水を汲みに来ている人に出会いました。 湧き水汲み場から見る景色は最高です! さらに、裏山に上る登山道が…(爆) いくら好奇心旺盛なきまぐれかもめとはいえ、さすがに暑いし、足元が不安だったので(このときは夏だったので、サンダルしか持って行っていませんでした…)ここで引き返しました。 こっちが本当の通学路(笑) ここは車両進入禁止なので、車を気にせず歩くことが出来ます。 見た目は「高原の避暑地の並木道」なのですが…。 実際は灼熱地獄です(爆) 頭の上からウゲウゲゼミ(←ウゲーウゲー、って鳴く蝉なので勝手にウゲウゲゼミという名前をつけました。正式名称は知りません)の声がうるさいくらい降ってきます…。 ちなみに、同じ道も、冬になればこんな景色(笑) この道は、片側が山、もう片側はテニスコートという、人の気配の全くない場所だったりします。 昼間は明るいのですが、夜になると真っ暗。 なので、ちゃんと非常時に通報できるよう、緊急電話が設置されていました。 さらに、夜間は、警備員がちゃんと見張っています。 昼間は無人ですが、夕方になると警備あじょっしが現れて、ここに詰めていました。 運命の分かれ道(爆) 右の道が歩行者用の「高原の並木道」で、左の道が車道です。 もちろんタクシーで帰ってくると、左の道を使います。 途中にはこんな温室もあります。 ここで、キャンパス内の花壇に植える花を育てているのかもしれません。 この建物が、警備あじょっし達の詰め所の本部みたいです。 さらに進むと、緑がいっぱいの山道から開放され、やっと延世の校舎が見えてきます。 ここまで来ると「あー人里に下りてきた(爆)」っていつも思っていました。 逆に、寮に帰るときはここまで来ると「これから山の中に帰るのか…」って思ったりして…。 横断歩道を渡り、校舎の横の道を進むと、やがて延世大の本館が見えてきます。 実は語学堂はさらにそこからひと山越えた先(笑) これでシャトルバスがなかったら、絶対登校拒否になります(爆) ちなみに。 同じクラスの某さんは、いろいろな事情でしょっちゅうシャトルバスに乗り遅れ、この道を二日酔いの頭をかかえながら歩いて通学していたそうです。 なぜ冬景色の写真が…?という謎は…。 授業が終わり、寮を撤収するときに、寮の入り口に詰めていた警備あじょっしと一緒に記念撮影をしました(笑) その年の冬に韓国を訪れた時、その時の写真を届けに、再び延世の寮をたずねたのでした。 最初は「お前は誰だ?」って胡散臭げな顔で見られてしまいましたが、写真を見せたら「あー、夏にここにいたんだね」ってことで納得してもらえました。 写真を渡した後は、のんびりとキャンパス内(の山道)をお散歩(爆) 夏のできごとをいろいろと思い出しながら、新村まで歩いて帰りました…。 |
祝?復活 韓国留学記 第1週 その10
2007 / 01 / 17 ( Wed )
02:24:03
年も改まったことですし、心を入れ替えて今年はちゃんとまじめに更新するようにします(苦笑)
というわけで…。 久しぶりの留学の思い出話。 韓国では8月15日は「光復節」という祝日です。 もちろんその日は語学堂の授業もお休み。 とゆーわけで、3連休になり大喜びした、というあたりまで話は進んでいました。 休みの1日目は、当てもなくあちこちふらふらと、きまぐれに歩き回っていた…、とまあ、そこまでいったとこで謎の中断(苦笑) 実はその記事を更新した後、2回韓国に行きました。 旅行の準備、後始末そのほかいろいろで、思い出話を書く余裕がなかったのです(←一応言い訳) 年末年始とあわただしかったですし…。 てなわけで、本題。 連休二日目も宿題をほっぽらかして遊びに行きました。 この日はいい天気…。 こんな日に部屋にこもってお勉強だなんて考えられません(←お前は何しに韓国に行ったんだ、てツッコミは無しででお願いします) あっちふらふら、こっちふらふらと写真撮影をしながら、新村駅前まで行きました。 寮から新村駅までの山道の風景は近いうちに特集する予定です(笑) きまぐれかもめの部屋は5階だったので、とってもいい眺め♪ でもエレベーターがないから大変(苦笑) この日も、これといった目的はありませんでした。 じゃ、映画でも見るか、ってことに。 留学前からチェックしてた作品は『親切なクムジャさん』だけでした。 他に何かないかな…って思って、映画館まで行ってみたら『웰컴투 동막골(ウェルカム・トゥー・トンマッコル)』という作品が目に留まりました。 シン・ハギュンが出演しているから、という理由だけで、この作品を見てみることに。 実はきまぐれかもめは、シン・ハギュンも好きだったりするのです(笑) この頃、もう一本シン・ハギュンが出演している作品があったのですが、そっちは何だか難しそうだったので、웰컴투 동막골を見ることにしたのです。 ほのぼのとしたポスターにひかれた、というのもありました。 ちなみに『웰컴투 동막골』は『トンマッコルへようこそ』という邦題で、昨年秋に日本でも公開されました。 韓国では800万人を動員した大ヒット作だったのですが、日本ではあまりぱっとしなかったようです。 実はこの作品、見る前はそこまで期待していませんでした。 他に見るのもないし…まあ韓国での思い出に見ておくか、程度だったのです。 しかし…やられました(笑) 日本版のコピーの「800万人が笑って泣いた、感動のエンタテイメント!」というのがぴったりです。 セリフがほとんどわからなかったのにもかかわらず、思いっきり感動してしまいました。 途中フィルムが焼き切れて上映が中断してしまう、というハプニングもありましたが、あー見てよかった、って思いました。 後日談。 この作品は、韓国での公開から1年以上たって、やっと日本でも公開されました。 日本での公開を首を長くして待ち望んでいたのは言うまでもありません。 日本語字幕つきで見て、セリフを理解することが出来たらより一層感動が深まりました。 韓国で見た時は、周りの人が一斉に笑っても「え?今のセリフのどこが面白いの??」って感じだったのですが、字幕で見たら「あ~これで笑ってたんだ」って深く納得。 映画を見て、そのまま寮に帰るのももったいない(?)から、またまたあてもなくふらふら(笑) ドラマ「天国の階段」のロケに使われた小さな家も、まだこの頃は健在だったので見に行ったりして…。 ちなみに現在はこの建物は取り壊されてしまっています。 さらに次の日。 いよいよこの日は8月15日です…。 以前、『親切なクムジャさん』の日本語字幕つき上映会に行ったとき、タリムさん達に「8月15日に日本人がのほほんと街を歩いても大丈夫?」って聞いてしまいました。 日本人にとってはあまり居心地のいい日ではなさそうな気がしたからです(苦笑) でも「別に気にしなくても大丈夫だよ~」って言われたので一安心。 もう宿題のことなんか銀河系のかなたに放りだしてこの日も遊びに行きました。 この日はいつも気になっていたことを確かめることに。 気になっていたこととは、窓から外を見てると、遠くにバスが走っている通りがある、ってことです。 一度あのバスがどこまで行っているのか確認してみたい、って思っていました。 よくよく考えてみると、寮があるのは延世大キャンパスの一番奥(の山の中)ですが、まわりはごく普通の住宅街です。 高層アパートもあるし、一軒家もあるし…で、結構人口は多そうな町なのです。 そこの住民の足として、バスがあってもおかしくないです(笑) だから、だいたい方角の見当をつけて、お出かけ。 バス停に向かう途中の家々は、玄関先に国旗を掲げていました。 振り返ると延世の寮が…。 後ろは見事に山です(爆) バス停にたどり着き、路線図を見てみると…。 新村駅行きもあるし、明洞(ロッテデパート前)に行く路線も…! この日は新村駅まで行くことにしました。 ちなみに…この日以降、町に出るときはこのバス停からバスに乗って、ってパターンが圧倒的に増えたのは言うまでもありません。 宿題を銀河系のかなたに放り出しては見たものの、やっぱり夕方になると明日の授業が気になってきてしまいます。 仕方ないから(?)どっかに追いやっていた宿題を片付けることに。 窓からの夕景を眺めながら、宿題に取り掛かりました。 晩ご飯を買って帰り、これをつまみながらのお勉強です…。 次の日からはいよいよ波乱の(?)第2週目のスタートです。 |
韓国留学記 第1週 その9
2006 / 09 / 22 ( Fri )
18:23:47
またまたお久しぶりです(苦笑)
何とか無事(?)一週目の授業が終わり、待ちに待った3連休! さて、何をして過ごそうか…(笑) これをしたい!ってことは特になかったのですが、ぼ~っと寮の部屋で過ごすのはもったいないので、とりあえず出かけることに(笑) 連休初日の土曜日は、朝起きたら曇ってて、じつにいい外出日和(笑) 実はきまぐれかもめは強い日差しが苦手なので(軽い紫外線アレルギー…)いい天気の日よりも曇りの日の方が歩きやすいのです。 お出かけ前に、寮の窓からご近所の風景を写したりしました。 延世大の敷地内(?)には山があったりしますが、敷地の周りはごくごく普通の住宅街が広がっているのです。 寄宿舎から語学堂までは山道を歩かないとたどり着くことができないのですけどね(笑) 高層アパートあり、低層アパートあり、一軒家あり…。 これが韓国の普通の住宅街の風景のようです。 でもって、当てもなく街をふらふら(笑) すでにこの頃から、きまぐれ全開だったようです。 こんな路地にはまり込んだり…(でもこんな路地をさまようのが好き) ここは映画『二重スパイ』で出てきた、昌徳宮前の道です。 ハン・ソッキュとコ・ソヨンが2人仲良く歩いてた道~(笑) 8月15日の光復節が間近でした。 なので、町中に国旗が掲げられていました…。 さんざん歩き回って、疲れたらバスで帰ることに(笑) この頃から、地下鉄だけではなく、バスも利用できるようになってきたのです。 路線図とにらめっこして、延世大の近くまで行くバスに乗り込んで、山道を歩いて寮まで帰りつきました(笑) |
韓国留学記 第1週 その8
2006 / 09 / 10 ( Sun )
03:07:04
ここの所、更新をサボりまくりで申し訳ありません(苦笑)
何せきまぐれかもめですから、やることなすことすべてきまぐれ(笑) 留学話の続き。 授業があるのは月曜日から金曜日までで、土日は休みです。 1週目も半ばをすぎたころ、少々気にかかることが出てきました。 それは、8月15日は授業が休みになるのか、ということです。 8月15日は、日本では終戦の日ですが、韓国では光復節(=日本の支配から解放された日)という、祝日なのです…。 果たして語学堂も、韓国のカレンダーどおり休みになるのか、それとも休みなど関係なくちゃんと授業があるのか…? 実はこの年の15日は、月曜日だったのです。 つまり、もしも休みなら3連休! というわけで(?)休みかどうか、とても気になっていたのです。 クラスメート達と悩んでいたら、教室の片隅に授業の予定表がいつの間にか貼られていました。 それを見たら、15日は空欄、つまり授業はお休み! みんなで大喜び(←何をしに韓国まで行ってたんだよ、とゆーツッコミは禁止です) 3連休にあわせて、たっぷりと宿題が出されるなんてことはつゆ知らず、休みだ~!って喜んでいました。 授業は毎日同じような内容です。 もちろん、毎日違う課題(例文)が出てきますが…。 1・2時間目は文法、3時間目は読解、4時間目はその日のまとめ…。 ヨンス先生は相変わらず脱線しまくるので、いつまでたってもひとつの課題が終わりません(苦笑) ユジン先生には日本人発音をしょっちゅう指摘されていました…。 作文練習は、とっさに単語が出てこないもんだから、いつも同じ映画ネタ、食べ物ネタ、天気ネタ(笑) 延世の短期課程には、韓国語の授業のほかに、韓国文化体験の課外授業もあります。 テコンドー、サムルノリ、料理教室の3つのうち、どれか好きなものを選択するのです。 きまぐれかもめは、テコンドーに興味津々だったのですが、実は極度の運動オンチ(苦笑)なので、おとなしく料理教室にしました。 きまぐれかもめは木曜日が料理教室でした。 第一回教室のメニューはキムチ&伝統的なお菓子。 毎度おなじみの(笑)きまぐれかもめの韓国徒然日記で、以前にキムチの作り方をとりあげました。 キムチ作りといっても大げさなことではなく、ちゃんと塩漬けにされた白菜とヤンニョム(キムチのタレ)が準備されています。 で、その材料を白菜にぺたぺた塗りこんで、丸めて完成。 実に簡単です。 ちなみに完成品は、真空パックに入れてお持ち帰り。 それを冷蔵庫で熟成させて…なのですが、何度も言っているように、寮には冷蔵庫がありません。 なので…恐怖の常温保存!! だったのですが、発酵しすぎてバクハツすることもなく、おいしくいただきました(笑) こっちはきな粉を練ったものを型に入れて作る、韓国の伝統的なお菓子です。 名前は忘れましたが(苦笑) お菓子作りというよりも、粘土細工をしているような気分でした。 ちなみに、味は…。 甘くってぼそぼそしてて…あまりおいしくなかったです(苦笑) その後、韓服を着て記念撮影もしました。 長かったような短かったような、怒涛の第1週も無事終わり、待ちに待った3連休(笑) 当然のことながら、たっぷりと宿題が言い渡されましたが、そんなのはとりあえず置いといて、なにして遊ぼうか、そればかり考えていました。 このことからも推測されるように、実はきまぐれかもめって、昔から夏休みの宿題は8月30日になってから、あわてて片付けるタイプなのです(笑) |